R05N35令和5年度 調理師試験 過去問

食品衛生学食中毒食中毒の病因物質・原因食品

ノロウイルスとそれによる食中毒に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、ノロウイルスの発生時期、消毒、原因食品、感染経路が問われています。

ノロウイルスは、食品を介するだけでなく、ヒトからヒトへの感染も起こります。

解説

ノロウイルスは、冬季を中心に発生が多いウイルス性食中毒の原因です。

感染者の便や吐物には多量のウイルスが含まれることがあり、手指、器具、ドアノブ、トイレなどを介して広がることがあります。そのため、ヒトからヒトへの感染が起こります。

原因食品としては、加熱不十分な二枚貝がよく知られていますが、それに限られません。感染した調理従事者の手指を介して、さまざまな食品が原因になることがあります。

ノロウイルス対策では、十分な手洗い、嘔吐物処理、塩素系消毒、十分な加熱が重要です。消毒用アルコールだけで完全な対策になるとはいえません。

衛生管理上のポイント
ノロウイルスでは、体調不良者を調理に従事させないことが重要です。嘔吐や下痢がある場合は責任者へ報告し、食品への汚染を防ぎます。

選択肢の確認

1.7 月から 10 月頃にかけての夏季に、発生することが多い。
誤り。
ノロウイルスは、冬季に発生が多い食中毒として整理します。

2.ノロウイルスの不活化には、消毒用アルコールが最も有効である。
誤り。
ノロウイルス対策では、塩素系消毒や十分な加熱が重要です。消毒用アルコールが最も有効とはいえません。

3.原因食品は、未加熱または加熱不十分の二枚貝(カキなど)に限られる。
誤り。
二枚貝は代表的な原因食品ですが、感染した調理従事者の手指を介して、さまざまな食品が原因になります。

4.ヒトからヒトへの感染が起こる。
正しい。
ノロウイルスは、感染者の便や吐物を介してヒトからヒトへ感染することがあります。

覚えるポイント

  • ノロウイルスは、冬季に多いです。
  • ヒトからヒトへの感染が起こります。
  • 原因食品は二枚貝に限られません。
  • 手洗い、塩素系消毒、十分な加熱、体調管理が重要です。

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