R05N47令和5年度 調理師試験 過去問

調理理論食品別調理穀類・いも・豆・野菜の調理

電磁調理器に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、電磁調理器の加熱原理、熱効率、使用できる鍋、安全性が問われています。

電磁調理器は、調理器本体が火を出して加熱するのではなく、鍋自体を発熱させる仕組みです。

解説

電磁調理器は、磁力線によって鍋底にうず電流を発生させ、その電気抵抗によって鍋自体を発熱させます。

そのため、ガスのように炎が出ず、コンロ自体が直接燃焼して発熱する方式ではありません。吹きこぼれや汚れも拭き取りやすく、清潔に保ちやすい特徴があります。

ただし、使用直後の天板は、熱くなった鍋から熱が伝わって高温になっていることがあります。安全とはいっても、やけどには注意します。

マグネトロンから発生するマイクロ波で加熱するのは、電子レンジの仕組みです。

熱効率は、電磁調理器では比較的高いとされます。30~50%という低い値ではありません。

ほうろう鍋は、鉄を含むものなど電磁調理器に対応しているものがあります。鍋底の形や材質が対応しているかを確認することが必要です。

調理師としての実務ポイント
電磁調理器では、使用できる鍋の材質と鍋底の形を確認します。使用後の天板も熱いことがあるため、清掃や片付けは温度を確認してから行います。

選択肢の確認

1.マグネトロンから発生するマイクロ波で発熱する。
誤り。
マグネトロンによるマイクロ波加熱は電子レンジの仕組みです。電磁調理器は鍋底にうず電流を発生させて加熱します。

2.熱効率は、30~50 %である。
誤り。
電磁調理器の熱効率は比較的高く、30~50%という低い値ではありません。

3.ほうろう鍋は、使用できない。
誤り。
電磁調理器対応のほうろう鍋は使用できます。鍋の材質や鍋底が対応しているかを確認します。

4.コンロ自体は発熱しないので、安全で清潔である。
正しい。
電磁調理器は鍋自体を発熱させるため、炎が出ず、清掃しやすい特徴があります。ただし使用後の天板の余熱には注意します。

覚えるポイント

  • 電磁調理器は、鍋底のうず電流で加熱します。
  • マイクロ波加熱は、電子レンジの仕組みです。
  • 電磁調理器は熱効率が高いです。
  • IH対応の鍋かどうかを必ず確認します。

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