R05N50|令和5年度 調理師試験 過去問
調理理論食品別調理穀類・いも・豆・野菜の調理
植物性食品の色に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、植物性食品の色素が、酸、アルカリ、金属などでどのように変化するかが問われています。
紫キャベツの色素であるアントシアニンは、酸性で赤色を示しやすくなります。
解説
紫キャベツには、アントシアニン系色素が含まれます。
アントシアニンは、液性によって色が変わる色素です。酸性では赤色、アルカリ性では青色から緑色寄りに変化しやすい特徴があります。
酢水は酸性なので、紫キャベツを酢水でゆでると赤色になります。
ほうれん草の緑色は、主にクロロフィルによるものです。クロロフィルは酸に弱く、酢水でゆでると鮮やかな緑色ではなく、くすんだ色になりやすいです。
れんこんは、鉄鍋でゆでると、含まれるポリフェノール類が鉄と反応して暗色化することがあります。白くなるわけではありません。
調理操作のポイント
野菜の色を保つには、色素の性質を知ることが大切です。緑色野菜は酸に弱く、紫や赤色の野菜はアントシアニンの変化を意識します。
選択肢の確認
1.とさかのりは、原藻時では緑色だが石灰水を通すと赤色になる。
誤り。
とさかのりは赤色系の藻類として扱われます。原藻時が緑色で石灰水により赤色になる、という説明は適切ではありません。
2.紫キャベツは、酢水でゆでると赤色になる。
正しい。
紫キャベツのアントシアニンは、酸性の酢水で赤色を示しやすくなります。
3.ほうれん草は、酢水でゆでると鮮やかな緑色になる。
誤り。
ほうれん草のクロロフィルは酸に弱く、酢水では鮮やかな緑色を保ちにくくなります。
4.れんこんは、鉄鍋でゆでると白くなる。
誤り。
れんこんは鉄と反応して暗色化することがあります。白くなるわけではありません。
覚えるポイント
- アントシアニンは、酸性で赤色になります。
- 紫キャベツは、酢水で赤色になりやすいです。
- クロロフィルは、酸に弱い色素です。
- れんこんは、鉄と反応して暗色化することがあります。