R06K19|令和6年度 調理師試験 過去問
ビタミンに関する記述について、誤っているものを一つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ビタミンB群やビタミンCの働きと欠乏症が問われています。
「誤っているもの」を選ぶ問題なので、正答選択肢の記述は内容として誤りです。
解説
選択肢3の内容は、ナイアシンではなく葉酸の働きとして整理する内容です。
葉酸は、核酸の合成や造血、妊娠初期における胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減と関係します。
ナイアシンは、エネルギー代謝に関わる補酵素として働き、欠乏するとペラグラを起こします。
ビタミンB1は糖質代謝に関係し、欠乏すると脚気や神経障害が起こります。ビタミンB2はエネルギー産生、特に脂質代謝に関係し、欠乏すると口角炎などが起こります。ビタミンCはコラーゲン合成や抗酸化作用、鉄吸収促進に関係し、欠乏すると壊血病を起こします。
ひっかけポイント
葉酸とナイアシンは混同しやすいです。葉酸は造血・胎児の神経管閉鎖障害、ナイアシンはエネルギー代謝・ペラグラと覚えます。
選択肢の確認
1.ビタミンB1 は、主に炭水化物(糖質)代謝(エネルギー化)などの補酵素として働き、欠乏すると、脚気や神経系障害となる。
記述としては正しい。
ビタミンB1は糖質代謝に関係し、欠乏すると脚気や神経系障害を起こします。
2.ビタミンB2 は、三大栄養素からのエネルギー産生、特に脂質の代謝に補酵素としてかかわり、欠乏すると、発育不良や口角炎となる。
記述としては正しい。
ビタミンB2はエネルギー産生や脂質代謝に関係し、欠乏すると口角炎などがみられます。
3.ナイアシンは、核酸の合成などに関与する補酵素であり、正常な造血機能、妊娠初期における胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減させる。
正答。記述としては誤り。
これは葉酸の説明として適切です。ナイアシンはエネルギー代謝に関係し、欠乏するとペラグラを起こします。
4.ビタミンCは、コラーゲンの生合成、抗酸化作用、鉄の吸収促進、肝臓での解毒作用などの働きがあり、欠乏すると壊血病となる。
記述としては正しい。
ビタミンCはコラーゲン合成や鉄吸収促進などに関係し、欠乏すると壊血病を起こします。
覚えるポイント
- ビタミンB1欠乏は脚気です。
- ビタミンB2欠乏は口角炎などです。
- ナイアシン欠乏はペラグラです。
- 葉酸は造血と胎児の神経管閉鎖障害リスク低減に関係します。
- ビタミンC欠乏は壊血病です。