R07K25|令和7年度 調理師試験 過去問
食品衛生学食中毒細菌性食中毒
黄色ブドウ球菌に関する記述について、正しいものを一つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、黄色ブドウ球菌食中毒の症状、潜伏時間、毒素の性質が問われています。
黄色ブドウ球菌は、手指の傷や化膿巣、鼻腔などに存在することがあり、食品取扱者の衛生管理と直結します。
解説
黄色ブドウ球菌食中毒の主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などです。特に嘔吐が目立つことがあります。
黄色ブドウ球菌は、食品中で増殖するとエンテロトキシンを産生します。この毒素は熱に強く、加熱しても無毒化しにくい点が重要です。
調理現場では、手指の傷がある場合は食品に直接触れないこと、手洗いを徹底すること、調理後の食品を長時間室温に置かないことが大切です。
食中毒予防のポイント
黄色ブドウ球菌は「手指から食品へ」の汚染が重要です。手洗い、使い捨て手袋、傷の保護、低温管理を徹底します。
選択肢の確認
1.食中毒の主な症状は、吐き気、嘔吐などである。
正しい。
黄色ブドウ球菌食中毒では、吐き気や嘔吐が主な症状としてみられます。
2.食中毒の潜伏期間は、平均 24~48 時間である。
誤り。
黄色ブドウ球菌食中毒は、比較的短時間で発症します。24〜48時間という長い潜伏期間が典型ではありません。
3.エンテロトキシンという熱に弱い毒素を産生する。
誤り。
黄色ブドウ球菌が産生するエンテロトキシンは熱に強い毒素です。
4.海水中に存在し、3%程度の食塩濃度の環境で最も増殖する。
誤り。
これは腸炎ビブリオの特徴として押さえます。黄色ブドウ球菌の特徴ではありません。
覚えるポイント
- 黄色ブドウ球菌食中毒は、吐き気や嘔吐が目立ちます。
- エンテロトキシンは熱に強い毒素です。
- 手指の傷や化膿巣からの汚染を防ぎます。