31AM008|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
グルコースの代謝過程を図に示す。①はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:ピルビン酸
この問題のポイント
図はグルコースからアセチルCoAを経てクエン酸回路へ入る流れです。解糖系の最終産物と、クエン酸回路の中間体を区別します。
解説
グルコースは解糖系でグルコース6-リン酸、フルクトース6-リン酸などを経て二分子のピルビン酸になります。好気的条件では、ピルビン酸がミトコンドリアへ入り、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体により酸化的脱炭酸を受けてアセチルCoAとなります。図の①はフルクトース6-リン酸より下流かつアセチルCoAの直前なので、ピルビン酸です。残る三つはクエン酸回路内の代謝物です。
選択肢の確認
- a コハク酸:クエン酸回路でスクシニルCoAから生じ、フマル酸へ酸化される中間体です。アセチルCoAより前ではありません。
- b フマル酸:コハク酸の酸化で生じ、リンゴ酸へ水和されるクエン酸回路中間体です。
- c ピルビン酸:解糖系の終末産物で、アセチルCoAへ変換されるため正答です。
- d イソクエン酸:クエン酸が異性化して生じ、α-ケトグルタル酸へ進む回路内中間体です。
覚えるポイント
代謝の幹はグルコース→解糖系→ピルビン酸→アセチルCoA→クエン酸回路です。コハク酸・フマル酸・イソクエン酸はすべて回路の内側にあります。