31AM010第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

垂直感染はどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:母乳感染

この問題のポイント

垂直感染は、親から子へ妊娠・分娩・授乳の時期に病原体が伝わることです。感染経路の物理的様式ではなく、世代間伝播かどうかで判断します。

解説

垂直感染には、胎盤を介する経胎盤感染、産道を通る際の産道感染、出生後に母乳を介して起こる母乳感染が含まれます。選択肢のうち母から乳児へ病原体が伝わる母乳感染が該当します。これに対して空気、接触、媒介物を介する感染は、同世代を含む人から人への水平感染を成立させる代表的な伝播様式です。感染対策では「垂直/水平」という伝播関係と「飛沫/空気/接触」という経路分類を混同しないことが大切です。

選択肢の確認

  • a 空気感染:飛沫核などを吸入して伝播する経路で、結核・麻疹・水痘などが代表です。親子間に限定されず、通常は水平感染として扱います。
  • b 接触感染:患者や汚染面への直接・間接接触で伝播します。世代間伝播を意味する語ではありません。
  • c 母乳感染:授乳により母から児へ病原体が移る出生後の垂直感染なので正答です。
  • d 媒介物感染:汚染された器具・食品・水などの共通媒介物を介する感染で、垂直感染の分類ではありません。

覚えるポイント

垂直感染は胎盤・産道・母乳、水平感染の経路は接触・飛沫・空気・媒介物と、分類する軸を分けて整理します。

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