31AM014第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

インフルエンザに罹患した小児の鎮痛や解熱に適しているのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:アセトアミノフェン

この問題のポイント

インフルエンザ罹患中の小児では、解熱鎮痛効果だけでなくReye症候群やインフルエンザ脳症との関連を考えて薬剤を選びます。

解説

アセトアミノフェンは中枢性に解熱・鎮痛作用を示し、小児の発熱・疼痛に標準的に用いられます。抗炎症作用や血小板機能への影響は比較的弱く、用量を体重に合わせて使用します。一方、インフルエンザや水痘などのウイルス感染時に小児へアスピリンを投与すると、急性脳症と肝機能障害を来すReye症候群の危険があります。また一部のNSAIDsもインフルエンザ脳症との関連から小児では避けるべき薬剤として扱われます。

選択肢の確認

  • a アスピリン:ウイルス感染時の小児ではReye症候群との関連があるため、原則として解熱目的に選びません。
  • b メフェナム酸:NSAIDであり、小児のインフルエンザ時の解熱薬として適切な第一選択ではありません。
  • c アセトアミノフェン:小児のインフルエンザ時にも用いられる代表的な解熱鎮痛薬で正答です。
  • d ジクロフェナクナトリウム:強いNSAIDで、インフルエンザ脳症の重症化との関連が問題となるため使用を避けます。

覚えるポイント

感染症の小児の解熱はアセトアミノフェンを基本とし、アスピリンはReye症候群、ジクロフェナクは脳症重症化の懸念を押さえます。

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