第31回

31PM020|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

2つ選択

1歳6か月児歯科健康診査におけるう蝕の罹患型の分類に影響する所見はどれか。2つ選べ。

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正解a・d

正答

a:歯の清掃状態、d:上下顎前歯部のう蝕の有無

この問題のポイント

1歳6か月児のう蝕罹患型は、う蝕がない場合の口腔環境と、う蝕がある場合の歯群への広がりを段階化した分類です。

解説

1歳6か月児歯科健康診査では、う蝕を認めない児を、口腔環境が良好なO1型と、清掃不良や生活習慣などからう蝕発生への注意を要するO2型に分けます。う蝕がある場合は分布により、臼歯部または上顎前歯部に限られるA型、臼歯部と上顎前歯部に及ぶB型、さらに下顎前歯部にも及ぶC型と評価します。したがって清掃状態と、上顎だけか下顎前歯部まで広がるかという所見が分類を左右します。

選択肢の確認

  • a 歯の清掃状態:う蝕なしでも口腔環境が良好なO1型か、リスクの高いO2型かを判定する材料になるため該当します。
  • b 癒合歯の有無:歯の形態異常として記録・管理は必要ですが、O1・O2・A・B・Cの罹患型を分ける基準ではありません。
  • c 左右同歯種のう蝕の有無:左右対称性ではなく、前歯部・臼歯部および上下顎への分布で型を決めます。
  • d 上下顎前歯部のう蝕の有無:上顎前歯部への進展、さらに下顎前歯部への進展がA・B・Cの区別に関わります。

覚えるポイント

O1/O2はう蝕なしで口腔環境を評価、A→B→Cはう蝕が前歯部・臼歯部へ広がる程度を評価します。

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