34PM056|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
3歳の男児。3歳児歯科健康診査で軟組織異常の指摘を受けて来院した。 初診時の口腔内写真を別に示す。 これによって生じるのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:構音障害
この問題のポイント
幼児の口腔写真から舌小帯短縮症を判断し、舌運動制限によって生じ得る機能障害を選ぶ問題です。
解説
舌小帯短縮症では舌小帯が短い、または舌尖近くへ付着し、舌の前方突出・挙上が制限されます。舌を出すと舌尖がハート型にくびれる所見がみられることがあります。重度ではラ行・タ行など舌尖挙上を要する音の構音、摂食、舌による自浄へ影響します。ただし形態だけで手術を決めず、年齢と実際の機能障害を評価します。
選択肢の確認
- a 開口障害:顎関節や咀嚼筋の問題で生じ、舌小帯短縮の代表症状ではありません。
- b 構音障害:舌尖・舌背の可動域制限により生じ得ます。
- c 萌出障害:歯胚位置や萌出路などの問題で、舌小帯と直接関係しません。
- d 唾液分泌障害:唾液腺機能は保たれ、舌小帯短縮で分泌量は低下しません。
覚えるポイント
舌小帯は『形態』ではなく、授乳・摂食・構音・清掃など実際の機能を確認して介入適応を判断します。