31PM019第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

ある高等学校の学校歯科健康診断で、被診査者、未処置歯、喪失歯、処置歯のそれぞれの総数の記録が存在する。 算出できるのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d:DMFT指数

この問題のポイント

与えられたのは被診査者数とD・M・F歯の総数です。「歯の総数を人数で割る」指標だけがこの集計値から直接算出できます。

解説

DMFT指数は永久歯について、未処置う蝕歯D、う蝕による喪失歯M、う蝕処置歯Fの合計を被診査者数で除した一人平均DMF歯数です。本問には人数とD・M・Fそれぞれの歯数があるので、〈D歯数+M歯数+F歯数〉÷被診査者数で求められます。一方「者率」には少なくとも1歯該当した人の人数が必要で、歯の総計からは逆算できません。「歯率」には被検歯総数という別の分母が要ります。

選択肢の確認

  • a DF者率:D歯またはF歯を1歯以上もつ人の数を被診査者数で割るため、該当者数がない本資料では算出できません。
  • b DMF者率:DMF歯を1歯以上もつ人の数が必要です。同じDMF総歯数でも人数への分布により率は変わります。
  • c DMF歯率:DMF歯数を被検歯総数で除す指標であり、被検歯総数が示されていません。
  • d DMFT指数:D・M・F総歯数と被診査者数だけで一人平均を計算できるため正答です。

覚えるポイント

指数〈一人平均〉=歯数÷人数、者率=該当者数÷人数、歯率=該当歯数÷被検歯数。必要な分母・分子を先に確認します。

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