35AM030|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
学校歯科健康診断の「児童生徒健康診断票(歯・口腔)」に記載された結果の一部を図に示す。説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d
正答
c:歯垢は歯面の1/3を超えて付着、d:歯肉は定期的な観察が必要
この問題のポイント
学校歯科健康診断票に記載される0・1・2などの判定コードを、必要な対応の程度と結び付けて読み取ります。
解説
学校歯科健康診断は確定診断ではなく、健康・要観察・要受診などに選別して保健管理と受診勧告につなげるスクリーニングです。図の歯垢判定は、相当程度の付着、すなわち観察歯の歯面のおおむね3分の1を超える付着を示しています。また歯肉の判定は、直ちに専門的な精密検査・治療が必要な段階ではなく、学校や家庭での保健指導を行いながら定期的に観察する状態です。記号だけを暗記せず、「0=異常なし、1=要観察、2=要精検・受診」という基本方向を読みます。
選択肢の確認
- a 顎関節は開口訓練が必要:健康診断票の所見だけから特定の訓練を決定する判定ではありません。
- b 歯列・咬合は専門医による診断が必要:図のコードはその程度を示していません。
- c 歯垢は付着量が歯面の1/3を超える:図の歯垢判定の説明として正しいです。
- d 歯肉は定期的な観察が必要:要観察の判定に対応するため正しいです。
覚えるポイント
学校歯科健診は診断ではなく選別です。判定1は保健指導と経過観察、判定2は歯科医療機関での精査・治療につなぐと整理します。