31AM036第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

エックス線画像(別冊午前 No.5)を別に示す。 評価できるのはどれか。2つ選べ。

31AM036の問題画像
2つ選択
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正解: b・c

正答

b:上顎骨の前後的位置、c:中切歯の唇舌的歯軸傾斜

この問題のポイント

画像は頭部を側方から規格撮影した側面頭部エックス線規格写真〈側面セファログラム〉です。矢状面で評価できる項目を選びます。

解説

側面セファログラムでは頭蓋底、上顎骨、下顎骨、歯、軟組織の基準点をトレースし、SNA・SNB・ANBなどから顎骨の前後的位置関係を評価します。また上顎・下顎中切歯の長軸と基準平面の角度から、切歯が唇側または舌側へどの程度傾斜しているかを測れます。左右構造は重なって投影されるので左右偏位には正面セファログラムが必要で、歯列弓内の空隙不足は模型や口腔内スキャンで分析します。

選択肢の確認

  • a 下顎骨の左右的偏位:側面像では左右が重なるため評価しにくく、正面頭部エックス線規格写真を用います。
  • b 上顎骨の前後的位置:SNA角などにより頭蓋底に対する上顎の前後的位置を評価できるため正しいです。
  • c 中切歯の唇舌的歯軸傾斜:切歯長軸と口蓋平面・下顎下縁平面などの角度から測定できるため正しいです。
  • d アーチレングスディスクレパンシー:歯冠幅径総和と歯列弓の利用可能長との差であり、模型分析や口腔内計測が必要です。

覚えるポイント

側面セファロ=顎骨の前後・上下関係と前歯歯軸、正面セファロ=左右差、模型分析=歯列弓の空隙量です。

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