31AM037|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
検体検査の項目と症状の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a:CRP値―炎症
この問題のポイント
血液検査項目が何を反映するかを、炎症、止血、栄養・肝機能、酸素運搬という生理機能から対応させます。
解説
CRP〈C反応性タンパク〉は炎症性サイトカイン刺激を受けて肝臓で産生される急性期タンパクで、感染や組織障害に伴い血中濃度が上昇します。血小板は一次止血、アルブミンは血漿膠質浸透圧の維持・物質運搬、ヘモグロビンは赤血球内での酸素運搬を担います。したがって、それぞれの減少は出血傾向、低栄養・肝合成能低下や浮腫、貧血の評価に結び付きます。
選択肢の確認
- a CRP値―炎症:急性炎症の活動性に応じて上昇する代表的な検査値で、組合せは正しいです。
- b 血小板数―貧血:血小板減少は点状出血や止血困難を来します。貧血は主に赤血球数・ヘモグロビン量で評価します。
- c アルブミン値―高血圧:アルブミンは栄養状態や肝合成能の指標で、低値では浮腫を生じ得ますが高血圧の直接指標ではありません。
- d ヘモグロビン量―黄疸:低値は貧血を示します。黄疸は血中ビリルビン増加を臨床・検査で評価します。
覚えるポイント
CRP=炎症、血小板=一次止血、アルブミン=栄養・肝合成、ヘモグロビン=貧血、ビリルビン=黄疸を対応させます。