31AM061|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
障害のある人に対する就職や制度面での障壁はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b:社会的バリア
この問題のポイント
就職機会や制度・規則によって社会参加が制限される障壁は、建物の段差や個人の偏見、情報提示の不足とは異なる社会的バリアです。
解説
障害は個人の心身機能だけでなく、社会環境との相互作用によって生じるという視点が重要です。採用条件が合理的理由なく障害者を排除する、支援制度が利用しにくい、資格・慣行が参加を妨げるといった制度的・組織的障壁は社会的バリアに当たります。合理的配慮や制度改正によって除去すべき対象です。移動環境、周囲の態度、情報伝達など他の障壁も重なり得ますが、本問は「就職や制度面」と対象を明示しています。
選択肢の確認
- a 物理的バリア:階段、狭い通路、段差、利用できない診療台など、建築・設備上の障壁です。
- b 社会的バリア:雇用慣行、制度、規則により参加機会を制限するため、設問の内容に一致します。
- c 心理的バリア:障害への偏見、無理解、忌避など、人の意識や態度が生む障壁です。
- d 文化・情報のバリア:点字・字幕・手話・やさしい表現がないなど、必要な情報へアクセスできない障壁です。
覚えるポイント
段差=物理、制度・雇用=社会、偏見=心理、伝達方法の不足=文化・情報と具体例で分類します。