第31回
31AM062|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
軽度精神発達遅滞の患児に対する歯科診療トレーニングの写真(別冊午前 No.23) を別に示す。 この行動療法はどれか。1つ選べ。

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正解b
正答
b:Tell-Show-Do法
この問題のポイント
写真では患児に鏡を持たせ、これから使う回転切削器具と口腔内での操作を見せています。説明・提示・実施の段階を踏む行動形成法です。
解説
Tell-Show-Do法は、まず年齢と理解力に合う言葉で処置内容を説明〈Tell〉し、器具の音・動き・感触などを安全な形で見せ〈Show〉、理解と受容を確認して実際の処置を行う〈Do〉方法です。写真は患児が手鏡でハンドピースの使用場面を観察しており、未知の刺激を予測可能にして不安を軽減するShowの段階です。説明した内容と実際の処置を一致させ、約束を守ることが信頼形成に重要です。
選択肢の確認
- a カウント法:「数える間だけ口を開ける」など、処置時間の見通しを数字で与える方法で、器具を見せる写真とは異なります。
- b Tell-Show-Do法:説明し、実物・動作を示し、その後に行う一連の方法なので正答です。
- c TEACCHプログラム:視覚的スケジュールや環境構造化で見通しを支える、自閉スペクトラム症などへの包括的支援です。
- d トークンエコノミー法:望ましい行動へ印や点数を与え、蓄積後に強化子と交換するオペラント技法です。
覚えるポイント
Tell=言葉で予告、Show=器具・感覚を安全に提示、Do=同じ内容を実施。写真は鏡を使ったShowです。
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