34AM062|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
10歳の男児。自閉スペクトラム症と診断されている。術者によるブラッシングができるように指導を行った。行動療法中の写真(別冊午前No.24 A、B、C、D)を別に示す。 行ったのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:Tell-Show-Do法
この問題のポイント
説明、実物提示、実施という写真の段階的手順から小児の行動調整法を同定します。
解説
Tell-Show-Do法は、まずこれから行うことを発達段階に合う言葉で説明〈Tell〉し、次に器具や動作を実際に見せたり安全な部位で体験させたりし〈Show〉、理解と受容を確認して実施〈Do〉する方法です。写真の一連の段階はこの流れを示します。自閉スペクトラム症の小児では、見通しの立ちにくさや感覚過敏に配慮し、短く具体的な言葉、視覚支援、予測可能な順序、成功経験の積み重ねを組み合わせます。本人の反応を見ながら進み、無理に次段階へ進めません。
選択肢の確認
- a 系統的脱感作法:不安の弱い刺激から段階的に慣らす方法ですが、写真の説明‐提示‐実施の三段階を直接表しません。
- b Tell-Show-Do法:説明し、見せ、実施する流れなので正しいです。
- c フラッディング法:強い不安刺激へ一度に曝露する方法で、小児歯科の本場面に適しません。
- d トークンエコノミー法:望ましい行動に代用貨幣などを与えて強化する方法です。
覚えるポイント
Tell-Show-DoはTell=説明、Show=実演・体験、Do=実施。具体的で予測可能な支援にします。