34AM061|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
脳性麻痺患者における麻痺のある部位を「+」で表す模式図を示す。麻痺の部位による分類はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:対麻痺
この問題のポイント
麻痺する四肢の分布から、片麻痺・単麻痺・対麻痺・両麻痺を区別します。
解説
模式図では左右の下肢に麻痺があり、上肢は保たれています。このように両下肢が主に麻痺する状態を対麻痺〈paraplegia〉といいます。脊髄病変などでみられる分布ですが、脳性麻痺では障害の広がりを四肢の分布で記述する際にも用います。片麻痺は同じ側の上肢・下肢、単麻痺は一肢、両麻痺は四肢が障害されるものの下肢優位という分布です。歯科診療では病名だけでなく、体幹保持、上肢操作、移乗能力、不随意運動、嚥下・呼吸の状態を個別に確認します。
選択肢の確認
- a 片麻痺:身体の左右どちらか一側の上肢と下肢が麻痺する分布です。
- b 単麻痺:上肢または下肢の一肢だけに麻痺がある状態です。
- c 対麻痺:左右両下肢に麻痺がある図と一致するため正しいです。
- d 両麻痺:四肢に障害があるが下肢が上肢より強い分布を指します。
覚えるポイント
一側上下肢=片麻痺、一肢=単麻痺、両下肢=対麻痺、四肢で下肢優位=両麻痺です。