35PM061|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯科診療時のコミュニケーション法を図に示す。限局性学習症のある患児に用いる際に配慮が必要なのはどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:図の1
この問題のポイント
限局性学習症では、知的発達全体ではなく、読む・書く・計算するなど特定領域に著しい困難があります。文字情報を使う図1には個別の配慮が必要です。
解説
患児が読み書きに困難をもつ場合、説明文や文字カードを提示するだけでは内容を理解できなかったり、理解していても返答を書けなかったりします。短い口頭説明、実物や絵、動作の見本を併用し、一度に一つずつ伝えて本人の方法で確認します。限局性学習症を知的能力や意欲の不足と捉えず、得意な感覚経路へ情報を置き換えることが重要です。
選択肢の確認
- a 図の1:文字の読み書きを要するコミュニケーション法であり、障害領域に応じた配慮が必要です。
- b 図の2:絵や実物など視覚的に意味が明確な方法なら、文字依存を減らす補助手段になります。
- c 図の3:動作を見せる方法は、手順を具体化しやすく学習を助けます。
- d 図の4:短い口頭伝達や非言語的方法であれば、読み書き困難を直接要求しません。
覚えるポイント
診断名だけで方法を決めず、『何が苦手で何が得意か』を本人・保護者へ確認し、文字、音声、絵、実演を組み合わせます。