31AM091第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

乳児型嚥下について正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:舌は蠕動様運動する

この問題のポイント

乳児型嚥下は吸啜に適した未熟型で、上下顎を離し、舌を歯槽堤間へ出して前方から後方へ波状に動かします。

解説

乳児は口唇で乳首を密閉し、下顎と舌のリズミカルな運動で乳汁を取り込みます。舌は前方から後方へ蠕動様の波をつくって乳汁を咽頭へ送り、舌尖は上下の歯槽堤・口唇間に位置します。乳歯萌出、離乳食摂取、咀嚼運動の発達に伴い、生後1年前後から成熟型嚥下へ移行します。成熟型では上下の歯が接触または近接し、舌尖を上顎前歯舌側の口蓋へ置いて嚥下します。

選択肢の確認

  • a 3歳頃消失する:移行は離乳期の生後1年前後から進むため、3歳まで保たれるのが正常という説明は不適切です。
  • b 上下顎が接触する:乳児型では顎間が離れ、舌が歯槽堤間へ介在します。歯の接触は成熟型の特徴です。
  • c 舌は蠕動様運動する:乳汁を前方から後方へ送る波状運動であり、乳児型の特徴です。
  • d 舌尖は口蓋に固定する:舌尖を切歯乳頭付近へ置くのは成熟型嚥下で、乳児型では前方へ突出します。

覚えるポイント

乳児型=顎は離れる・舌尖前方・舌の蠕動、成熟型=歯の接触・舌尖口蓋・咀嚼後の嚥下です。

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