31PM007|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
硬組織の成分含有量(%)の比較を図に示す。 エナメル質はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:④
この問題のポイント
エナメル質は人体で最も石灰化度が高く、重量比で無機質約96%、有機質約1%、水分約3%です。図で無機質がほぼ全体を占める④です。
解説
成熟エナメル質の無機質は主にヒドロキシアパタイトで、重量比約96%に達します。有機質と水分が極めて少ないため高硬度・耐摩耗性を示す一方、脆く、直下の象牙質による支持が必要です。図④だけが水分・有機質の細い区画と圧倒的に大きな無機質区画を示します。①〜③は無機質が約60〜70%で水分・コラーゲンなど有機質が多く、象牙質、セメント質、骨の組成範囲です。
選択肢の確認
- a ①:無機質は約70%で有機質・水分も相当量あり、象牙質に近い組成です。
- b ②:無機質が約3分の2で水分・有機質が多く、エナメル質ほど石灰化していません。
- c ③:有機質と水分を合わせて約3分の1占め、骨・セメント質に近い組成です。
- d ④:無機質が約96%を占め、有機質・水分がごく少ないエナメル質です。
覚えるポイント
重量比の概数はエナメル質96%無機、象牙質70%、セメント質・骨約65%。石灰化度はエナメル質が最大です。