31PM063|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
50歳の男性。歯周疾患検診で歯科受診を勧められ、来院したところ慢性歯周炎と診断された。 初診時のアセスメントでのSubjective dataはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:喫煙状況、c:口腔清掃方法
この問題のポイント
SOAPのS〈Subjective data〉は患者・家族の訴えや問診で得る主観的情報です。術者が検査して数値化する所見はOに入ります。
解説
初診時には、本人から喫煙本数・年数、禁煙歴、歯磨き回数・時間、使用器具、磨きにくい部位などを聴取します。これらは患者の申告によって初めて分かる生活行動なのでSです。一方、歯の動揺度は術者が器具で加力してMiller分類などで判定し、歯肉出血スコアはプロービング後の出血を観察して算出します。いずれも再現可能な検査所見でO〈Objective data〉に記録し、SとOを統合してA、計画Pへ進みます。
選択肢の確認
- a 喫煙状況:本人から本数・期間・依存度などを問診して得る生活習慣情報なのでSubjective dataです。
- b 歯の動揺度:術者が歯を動かして方向・程度を評価する臨床検査値で、Objective dataに分類します。
- c 口腔清掃方法:患者が普段どの器具でどのように磨くかという申告情報で、Subjective dataです。
- d 歯肉出血スコア:プロービング後に出血した部位を術者が記録して計算する客観的な歯周組織検査値です。
覚えるポイント
S=本人が語る症状・行動・希望、O=術者が観察・測定した所見。その情報からA=評価、P=計画へつなげます。