31PM070|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
エックス線画像(別冊午後 No.32)を別に示す。 観察できるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・b
正答
a:う蝕、b:歯石
この問題のポイント
エックス線像では側切歯遠心隣接面に三角形の透過像、犬歯近心歯頸部に歯面から突出する小さな不透過像がみられます。
解説
画像中央の側切歯遠心面には、接触点下から歯質内へ広がる楔状のエックス線透過像があり、隣接面う蝕を示します。その隣の犬歯近心歯頸部には、歯根表面へ付着する棘状・結節状の不透過像があり、石灰化した歯石です。各歯根の外形は連続しており吸収による不整な欠損はありません。また根尖周囲の歯槽硬線や骨に明瞭な透過性病変を認めず、根尖病巣は示されていません。
選択肢の確認
- a う蝕:側切歯遠心隣接面の歯質内に認める楔状透過像が、隣接面う蝕の所見です。
- b 歯石:犬歯近心の歯頸部根面から外側へ突出する小不透過像が、石灰化沈着物に一致します。
- c 外部吸収:根面外側から歯根外形を失わせる不規則な透過性欠損は観察されません。
- d 根尖病巣:根尖部に連続する歯槽硬線の消失や境界のある骨透過像は認めません。
覚えるポイント
う蝕=歯質内の透過像、歯石=根面外へ突出する不透過像、外部吸収=根外形の欠損、根尖病巣=根尖周囲骨透過像です。