31PM097|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯科医師から軟化象牙質除去の準備を行うよう指示があった。回転切削具の写真(別冊午後 No.45)を別に示す。 使用するのはどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:①
この問題のポイント
写真①は球状刃をもつラウンドバーです。低速で使用すると、感染して軟らかくなった象牙質を触覚的に選択除去できます。
解説
軟化象牙質は硬さが低く、低速回転のスチール製ラウンドバーを軽圧で動かすと、健全象牙質を過剰に削る危険を抑えながら除去できます。画像①は短いネックの先に球形切削刃を備え、う蝕除去に適する形態です。②は細長い軸と炎状刃をもつゲーツグリデンドリルで根管口部拡大用、③は白色のホワイトポイントでレジン研磨用、④は灰色のカーボランダムポイントで補綴材料などの研削用です。
選択肢の確認
- a ①:球形のラウンドバーを低速で用い、軟化象牙質を窩洞辺縁から髄側へ慎重に除去するため正答です。
- b ②:ゲーツグリデンドリルは根管口の漏斗状拡大や根管上部形成に使い、う蝕象牙質除去用ではありません。
- c ③:ホワイトポイントはコンポジットレジン・硬質レジンの形態修正や仕上げ研磨に用います。
- d ④:カーボランダムポイントは金属・レジンなど硬い補綴材料の研削に用い、歯質の選択的う蝕除去には粗すぎます。
覚えるポイント
画像形態はラウンドバー=軟化象牙質、ゲーツ=根管上部、ホワイトポイント=レジン仕上げ、カーボランダム=補綴物研削です。