35AM094|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
30歳の男性。右側で甘いものを噛むと上の歯がしみることを主訴として来院した。2週間前から気付いていたが痛みがないため様子をみていたという。診察の結果、象牙質う蝕と診断され、間接修復を行うことになった。完成した修復物の写真と仮封材除去後の口腔内写真を別に示す。 修復物を装着する際に準備するのはどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:光照射器
この問題のポイント
写真の歯冠色間接修復物を接着性レジンセメントで装着する際、光重合を確実に行う器材を選びます。
解説
提示された間接修復物は光を透過する歯冠色材料で、窩洞へ試適・調整後、接着システムとレジンセメントを用いて装着します。余剰セメントを適切な時点で除去し、複数方向から光照射器で照射して重合させます。修復物の厚さ・色調によって光到達量が変わるため、デュアルキュア型を含め製品指示に従います。装着後は辺縁、隣接接触、咬合を確認します。光照射器は出力低下や照射チップの汚れがないか定期的に点検することも重要です。
選択肢の確認
- a 光照射器:レジンセメントを重合させるため準備します。
- b 仕上げ用スチールバー:主に切削・形態修正用で、接着時の必須器材ではありません。
- c Elliottのセパレーター:歯間分離に用いる器具で、この修復物装着には使いません。
- d プラスチックマトリックス:直接レジン修復の隔壁形成などに用い、間接修復物の装着では不要です。
覚えるポイント
歯冠色間接修復の装着は試適→被着面・歯面処理→レジンセメント→余剰除去→光照射→咬合確認です。