34PM096|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
22歳の男性。上顎左側小臼歯部の一過性の冷水痛を主訴として来院した。 診察の結果、間接修復を行うことになった。完成した修復物の写真を別に示す。接着前の修復物に行う処理はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・b
正答
a・b:シラン処理、サンドブラスト処理
この問題のポイント
写真の間接修復物内面へ、機械的粗造化と化学的結合を与える二つの接着前処理を選ぶ問題です。
解説
サンドブラスト処理は微細なアルミナ粒子などを噴射して修復物内面を清掃・粗造化し、接着面積と微小機械的維持を増やします。シランカップリング剤はシリカを含む無機表面とレジンモノマーを化学的に橋渡しします。写真の修復材料では両処理を組み合わせます。圧・時間・距離を守り、処理後の唾液汚染を避けます。
選択肢の確認
- a シラン処理:シリカ系成分とレジンセメントの化学結合を高めます。
- b サンドブラスト処理:内面を粗造化・清掃し機械的接着を高めます。
- c ポリカルボン酸処理:この修復物の標準的内面プライマー処理ではありません。
- d 硫黄含有プライマー:金・銀・パラジウムなど貴金属合金へ用いる処理です。
覚えるポイント
内面処理は材料依存です。シリカ系はシラン、貴金属は硫黄系、非貴金属・ジルコニアはリン酸系モノマーを基本にします。