31PM103|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
エックス線画像(別冊午後No.48)を別に示す。 矢印で示す部分の原因はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:エックス線管の位置づけ不良
この問題のポイント
矢印部はフィルム辺縁に沿う白い未露光域です。照射野が受像面から外れたコーンカットを示します。
解説
画像左側には曲線状の境界をもつ均一な白色部があり、その範囲には歯や骨の像が形成されていません。これは円形または矩形のエックス線照射野がフィルム・センサー全体を覆わず、一部へエックス線が到達しなかったコーンカットです。受像器の位置を確認した後、指示用コーンの中心線を受像面中央へ向け、照射野と受像器を一致させることで予防します。被曝を増やす再撮影を避けるため照射前に位置を確認します。
選択肢の確認
- a 照射時間設定の誤り:時間過短なら画像全体が淡く、過長なら全体が濃くなり、局所的な白い未露光域にはなりません。
- b フィルムの裏返し撮影:鉛箔のヘリンボーン・タイヤトラック様模様が重なり、像全体が淡くなる特徴があります。
- c エックス線管の位置づけ不良:照射野が受像器からずれて左側が未露光となったため正答です。
- d 同一フィルムによる二重撮影:異なる歯・骨像が重複して写り、未露光の白色域をつくる現象ではありません。
覚えるポイント
白い円弧状未露光域=コーンカット=照射筒と受像器の中心ずれ。全体濃度、鉛箔模様、像の重複と見分けます。