32AM053|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
下顎歯列模型の一部の写真(別冊午前No.16)を別に示す。 正常咬合の場合、上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭が対咬するのはどれか。 1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: b
正答
b:②
この問題のポイント
正常なAngle I級の大臼歯関係では、上顎第一大臼歯の近心頬側咬頭が下顎第一大臼歯の頬側溝に入る。模型で第一大臼歯の頬側溝を示す番号が②である。
解説
写真は右下の小臼歯から大臼歯を頬側から見た模型で、①は第二小臼歯と第一大臼歯の歯間部、②は下顎第一大臼歯の近心頬側咬頭と遠心頬側咬頭の間にある頬側溝を示す。③は第一・第二大臼歯の歯間部、④は第二大臼歯の頬側面に位置する。Angleの分類は上下顎第一大臼歯の近遠心関係を基準とし、I級では上顎第一大臼歯近心頬側咬頭が下顎第一大臼歯頬側溝と一致する。
選択肢の確認
- a ①:第二小臼歯遠心と第一大臼歯近心の隣接部付近であり、上顎第一大臼歯近心頬側咬頭の正常な嵌合部ではない。
- b ②:下顎第一大臼歯頬側面の近心頬側咬頭と遠心頬側咬頭の間、すなわちAngle I級の基準となる頬側溝である。
- c ③:下顎第一大臼歯と第二大臼歯の接触部付近を示し、正常位置より遠心側にずれている。
- d ④:下顎第二大臼歯の頬側面にある部位であり、上顎第一大臼歯との正常な対咬関係を示さない。
覚えるポイント
Angle I級は「上6の近心頬側咬頭―下6の頬側溝」。模型では歯の数を前方から数え、歯間部ではなく第一大臼歯頬面中央寄りの溝を選ぶ。