32AM097|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
全身管理用機器を装着している写真(別冊午前No.39)を別に示す。 発光するのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d
正答
c:赤外光、d:赤色光
この問題のポイント
写真は指先へ装着したパルスオキシメータである。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの吸光差を利用するため、赤色光と赤外光の二波長を発光する。
解説
パルスオキシメータのプローブには、およそ660nmの赤色光と940nm前後の赤外光を出す発光ダイオードと受光部がある。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンはこの二波長で光吸収が異なり、さらに拍動に伴う動脈血成分の変化だけを抽出して経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉と脈拍を算出する。マニキュア、末梢循環不全、体動、強い外光は誤差要因になる。
選択肢の確認
- a 紫外光:殺菌や光化学反応に用いられる短波長光で、ヘモグロビン酸素化の非侵襲測定には使用しない。
- b 青色光:コンポジットレジンの光重合などに用いる可視光で、標準的パルスオキシメータの測定波長ではない。
- c 赤外光:約940nmで酸化ヘモグロビンの吸光特性を捉え、赤色光との比からSpO2計算に用いる。
- d 赤色光:約660nmで還元ヘモグロビンに比較的強く吸収され、プローブ内のもう一つの測定波長となる。
覚えるポイント
パルスオキシメータは赤色660nm+赤外940nm、表示はSpO2と脈拍。低灌流、体動、色素、外光による誤差も確認する。