第32回
32AM100|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
2つ選択
器具・器材の写真(別冊午前No.4 1) を別に示す。 従来型グラスアイオノマーセメント修復時に使用するのはどれか。2 つ選べ。

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正解b・c
正答
b:②、c:③
この問題のポイント
写真②は練和済みカプセルからセメントを押し出すカプセルアプライヤー、③は窩洞へ材料を運搬・賦形するプラスチック充填器で、従来型グラスアイオノマー修復に用いる。
解説
従来型グラスアイオノマーセメントはフルオロアルミノシリケートガラス粉末とポリアクリル酸の酸塩基反応で硬化し、歯質へ化学接着してフッ化物を放出する。カプセル製品では規定比で機械練和した後、②のアプライヤーへ装着してノズルから窩洞へ射出する。③の非粘着性プラスチック充填器で窩壁へ適合させ、表面を整える。初期硬化中は吸水・乾燥に弱いため表面保護も必要である。
選択肢の確認
- a ①:小型回転ヘッドをもつ切削・研磨用機器で、練和したセメントを窩洞へ運搬・填入する器材ではない。
- b ②:カプセルを保持してプランジャーで押し、混和されたグラスアイオノマーを細いノズルから直接填入できる。
- c ③:屈曲した平滑な作業端で粘稠なセメントを窩洞へ適合させ、辺縁や咬合面形態を整える充填器である。
- d ④:幅広い両頭パドル状器具は大量の材料操作に向くが、小窩洞内へ従来型セメントを精密に填入・賦形する器具ではない。
覚えるポイント
カプセル型GICは機械練和→アプライヤーで射出→プラスチック充填器で適合・賦形→表面保護。硬化反応は光重合ではなく酸塩基反応である。
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