第32回
32PM088|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
2つ選択
妊娠後期の食生活指導について正しいのはどれか。2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解b・d
正答
b:間食を組み入れる。、d:摂取品目を増やす。
この問題のポイント
妊娠後期は胎児発育で栄養需要が増える一方、増大子宮により一度に多く食べにくくなります。三食を保ちながら補食を組み入れ、多様な食品から必要栄養素を確保します。
解説
妊娠後期にはエネルギー、たんぱく質、鉄、葉酸、カルシウムなどをバランスよく摂る必要があります。しかし胃が圧迫され、胸やけや早期満腹を生じやすいため、食事を減らすのでなく、一回量を調整して不足分を栄養価の高い間食で補います。間食は菓子・加糖飲料に偏らず、乳製品、果物、いも、穀類などを食事全体の一部として計画します。主食・主菜・副菜、乳製品、果物など品目を増やすと栄養素の偏りを防げます。極端な炭水化物制限や食事回数減少は母体・胎児への供給不足を招きます。
選択肢の確認
- a 1 日2 回食にする。:食事回数を減らすと一回量が増え、胃部不快を強めるうえ、必要エネルギー・栄養素が不足しやすくなります。
- b 間食を組み入れる。:三食で不足する分を少量の補食へ分散すると、胃の圧迫がある後期でも必要量を確保しやすくなります。
- c 主食の量を減らす。:体重・血糖など個別の理由なく主食を一律に減らすと、主要なエネルギー供給が不足します。
- d 摂取品目を増やす。:食品群を多様化することで、鉄、カルシウム、たんぱく質、ビタミン類を偏りなく摂取できます。
覚えるポイント
妊娠後期の基本は「少量頻回でも総必要量を確保し、多様な食品を選ぶ」です。間食は回数だけ増やさず、糖質摂取頻度とう蝕リスクにも配慮します。
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