32PM091|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
AED パッドの装着例の写真(別冊午後No.37)を別に示す。 正しい貼付位置はどれか。1 つ選べ。

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正解: a
正答
a:①
この問題のポイント
成人のAEDパッドは、一枚を患者の右鎖骨下、もう一枚を左側胸部の腋窩下へ貼る前外側配置が基本です。図①は心臓を挟む電流経路になる正しい位置です。
解説
反応と正常な呼吸がなければ救急要請・AED手配を行い、胸骨圧迫を開始します。AED到着後は胸を露出し、水分や貼付部の薬剤パッチを除き、右前胸部の鎖骨下と左側胸部の乳頭より外側・下方へパッドを密着させます。この配置で除細動電流が心筋を横切ります。解析・ショック時は誰も患者へ触れていないことを確認し、ショック後は直ちに胸骨圧迫を再開します。二枚が近すぎる、左右対称に低い、または同じ側へ偏る配置では心臓を挟む電流経路が得にくくなります。
選択肢の確認
- a ①:患者右鎖骨下と左側胸部へ斜めに配置され、二枚の間を流れる電流が心臓を通ります。
- b ②:上側パッドが患者左胸部、下側が反対側腹部寄りで、標準的な前外側配置が左右逆です。
- c ③:二枚が患者右側に偏っており、心臓を十分に挟む除細動ベクトルを作れません。
- d ④:両パッドが左右下胸部へ並び、右鎖骨下に置くべき上側パッドがありません。
覚えるポイント
AEDは「右上・左下」と覚えます。パッド貼付中も可能な限り胸骨圧迫の中断を短くし、解析・通電時だけ全員が離れます。