33AM019|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
児童虐待の相談種別(相談内容別)件数の推移の図を示す。①はどれか。1つ選べ。ただし①~④はa~dのいずれかに該当する。

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正解: c
正答
c:心理的虐待
この問題のポイント
積み上げ棒グラフで①は各年度の最も大きい区分で、年々増加しています。児童相談所の虐待相談で最多い種別と対応させます。
解説
①は相談対応件数の最大部分を占め、2016年度から2020年度へ大きく増えていることから、心理的虐待を示します。心理的虐待には、子どもへの言葉による脅しや無視、きょうだい間の差別的扱いに加え、子どもの目の前で配偶者に暴力を振るう面前DVも含まれます。歯科受診時に不自然な損傷、口腔衛生の極端な不良、受診の遅れなどを認めたときは、安全を優先して組織的に対応します。
選択肢の確認
- a 性的虐待:性的行為や性的な対象にする行為で、相談件数は図の①ほど大きくありません。
- b 身体的虐待:殴打、火傷、激しく揺さぶるなど、身体に外傷を生じさせる行為です。
- c 心理的虐待:言葉の脅し、無視、面前DVなどを含み、図の最大区分に対応します。
- d ネグレクト:食事や医療を与えない、長時間放置するなど、保護・養育を怠る行為です。
覚えるポイント
心理的虐待に面前DVが含まれることが、相談件数の増加を読む上で重要です。虐待を疑うときは確証を得るまで待つのではなく、疑いの段階で適切な窓口につなぎます。