33AM038第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

器具の写真を別に示す。非侵襲的修復法〈ART〉に用いるのはどれか。1つ選べ。

33AM038の問題画像
解答・解説を見る

正解: c

正答

c:③

この問題のポイント

ART〈Atraumatic Restorative Treatment:非侵襲的修復法〉では、回転切削器械ではなくスプーンエキスカベーターなどの手用器具で軟化象牙質を除去します。

解説

写真③は先端がスプーン状のエキスカベーターで、柄の両端に刃部がある手用器具です。ARTは電動回転器械を必須とせず、エキスカベーターで感染象牙質を選択的に除去し、接着性とフッ化物放出性をもつ高粘度グラスアイオノマーセメントで窩洞と隣接小窩裂溝を封鎖する方法です。歯質削除量を抑え、水や電源が限られた場でも実施しやすい特徴があります。

選択肢の確認

  • a ①:コントラに装着するポイント状の回転器具で、手用器具を主とするARTの軟化象牙質除去に用いません。
  • b ②:球状の回転バーで、エンジン等に装着して切削する器具です。
  • c ③:スプーンエキスカベーターで、ARTで軟化象牙質を手用除去する器具なので正しいです。
  • d ④:細い針状先端をもつ診査用または歯内療法用の器具で、幅のあるスプーン刃で軟化象牙質を掻き取る器具ではありません。

覚えるポイント

ARTは「手用エキスカベーターで最小限のう蝕除去→高粘度グラスアイオノマーセメントで修復・封鎖」が基本です。単に無麻酔で行う方法という意味ではありません。

関連問題

33AM03733AM039
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)