33AM089|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
令和元年国民健康・栄養調査において、摂取量が減少傾向にあるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c
正答
b:食塩、c:食物繊維
この問題のポイント
令和元年国民健康・栄養調査の経年変化では、食塩摂取量と食物繊維摂取量が長期的に減少傾向を示しています。脂肪と蛋白質の推移とは区別します。
解説
食塩摂取量は国民的な減塩施策や食行動の変化を背景に、過去の高い水準から男女とも長期的には低下してきましたが、なお目標量を上回る層が多く、継続した減塩が必要です。食物繊維も穀類、豆類、野菜などの摂取構成の変化に伴い、長期的に減少傾向として示されます。不溶性・水溶性食物繊維は便通、糖・脂質代謝などに関わるため、量だけでなく食品からの摂取を支援します。脂肪と蛋白質は同じ減少傾向の組合せではありません。
選択肢の確認
- a 脂肪:食生活の欧米化などを背景に摂取割合が高まった時期があり、調査で示す代表的な長期減少項目には当たりません。
- b 食塩:国民の摂取量は依然高いものの、経年的には減塩の進展を反映して減少傾向が示されています。
- c 食物繊維:穀類・豆類・野菜などの摂取変化に伴い、長期的な一日摂取量は減少傾向として報告されています。
- d タンパク質:動物性・植物性の内訳には変化がありますが、本問の統計で食塩・食物繊維と並ぶ減少項目ではありません。
覚えるポイント
栄養統計では「減った=十分になった」とは限りません。食塩は減少しても過剰が課題、食物繊維は減少して不足が課題という、望ましさの向きが逆です。