33PM059|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
サルコペニアの評価項目はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b
正答
a:筋力、b:筋肉量
この問題のポイント
サルコペニアは加齢・疾患等に伴う骨格筋の量と機能の低下です。診断では握力などの筋力と、DXA・BIA等で測る骨格筋量を評価します。
解説
サルコペニアの評価では、まず下腿周囲長、SARC-F、椅子立ち上がりなどで症例を見つけ、握力で筋力、二重エネルギーX線吸収測定法〈DXA〉や生体電気インピーダンス法〈BIA〉で四肢骨格筋量を測ります。歩行速度やShort Physical Performance Batteryなど身体機能も重症度評価に用います。「筋萎縮度」という単一の標準項目や、骨格筋と平滑筋の比を測るものではありません。口腔では咀嚼・嚥下筋の低下や低栄養との悪循環にも注意します。
選択肢の確認
- a 筋力:握力や椅子立ち上がり能力で骨格筋が発揮する力を評価し、サルコペニア診断の中心となります。
- b 筋肉量:DXAまたはBIAで四肢骨格筋量を推定し、身長等で補正した低筋量を判定します。
- c 筋萎縮度:画像上の筋断面などを研究的に見ることはありますが、この名称は標準診断を構成する独立評価項目ではありません。
- d 骨格筋と平滑筋の比:平滑筋は内臓・血管壁にあり、サルコペニアは随意運動を担う骨格筋の量・力を対象とします。
覚えるポイント
サルコペニアは「低筋力+低筋量」、重症度には低身体機能を加えます。体重減少だけでなく、握力・歩行・栄養・嚥下を総合評価します。