33PM066第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

Keyesの3つの輪を図に示す。①の要因を評価するう蝕活動性試験はどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: c・d

正答

c:Dreizenテスト、d:グルコースクリアランステスト

この問題のポイント

Keyesの輪で①は宿主要因です。唾液の緩衝能を測るDreizenテストと、口腔内から糖が消失する速さを測るグルコースクリアランステストは、唾液・口腔の防御機能を評価します。

解説

Dreizenテストは唾液へ酸を加え、pH変化から酸を中和する緩衝能を調べます。緩衝能が高いほどプラークで産生された酸を中和しやすく、宿主側のう蝕防御に有利です。グルコースクリアランステストは糖摂取後に口腔内グルコース濃度が低下する時間を測り、唾液流量、嚥下、自浄作用など宿主のクリアランスを反映します。一方、HadleyテストとSnyderテストは口腔細菌の数・酸産生能を調べる病原要因側の試験です。

選択肢の確認

  • a Hadleyテスト:唾液中のLactobacillus数を培養して数える試験で、う蝕関連細菌という病原要因を評価します。
  • b Snyderテスト:唾液中細菌が培地を酸性化する速度を指示薬の変色で判定し、細菌の酸産生能を評価します。
  • c Dreizenテスト:唾液が加えられた酸を中和する緩衝能を測り、宿主の唾液性防御機能を評価します。
  • d グルコースクリアランステスト:口腔内の糖が唾液・嚥下等で除去される速度を測り、宿主側の自浄・クリアランス機能を評価します。

覚えるポイント

宿主試験=唾液量・緩衝能・糖クリアランス、病原要因試験=菌数・酸産生です。単一検査だけでなく臨床所見と組み合わせます。

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