33PM083|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
非感染性疾患に対するWHOの対策はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・d
正答
c:自分の血圧値の理解、d:栄養バランスのよい食事
この問題のポイント
WHOの非感染性疾患〈NCD〉対策は、血圧など自分の危険因子を把握し、野菜・果物を含むバランスのよい食事、減塩、禁煙、十分な身体活動を実践することを重視します。
解説
心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患などのNCDには、喫煙、不健康な食事、身体活動不足、有害な飲酒、高血圧が共通リスクとして関与します。自分の血圧を測り値を理解すると、症状のない高血圧を早期に認識して生活改善・受診へつなげられます。栄養バランスのよい食事は塩分、遊離糖、飽和脂肪を抑え、野菜・果物等を確保する基本対策です。運動はわずかな実施だけでなく、年齢に応じた推奨量を継続します。
選択肢の確認
- a 1日10分の運動:活動を増やすきっかけにはなりますが、WHOが成人へ推奨する週単位の中強度・高強度活動量を満たす表現ではありません。
- b 適度なストレス:ストレスへの健康的対処は重要でも、ストレスを積極的に加えることはNCD予防策として推奨されません。
- c 自分の血圧値の理解:高血圧を自覚して管理・治療へつなげることは、心血管疾患リスク低下に直結します。
- d 栄養バランスのよい食事:減塩、適正エネルギー、野菜・果物などを組み合わせ、肥満・高血圧・糖尿病のリスクを下げます。
覚えるポイント
NCD対策は禁煙、健康的食事、身体活動、有害飲酒の低減、血圧・血糖管理です。口腔保健指導でも共通リスク因子へ働きかけます。