34AM020|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯冠の発生中に作用することで永久歯のう蝕感受性を低下させるフッ化物応用はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: d
正答
d:水道水フロリデーション
この問題のポイント
フッ化物の全身応用と局所応用を分け、歯冠形成期にも作用する方法を選びます。
解説
水道水フロリデーションでは、地域の水道水中フッ化物濃度をう蝕予防に適した範囲へ調整し、飲用を通じて継続的に摂取します。萌出後の歯面に対する局所作用が現在の主要な作用と考えられますが、選択肢の中では歯冠形成期に全身的に取り込まれ、形成中の歯質にも作用し得る方法です。フッ化物洗口、歯面塗布、フッ化物配合歯磨剤は基本的に萌出後歯面への局所応用です。どの方法も濃度・頻度・年齢・飲み込み能力などを考慮し、安全な手順で実施します。
選択肢の確認
- a フッ化物洗口:洗口液を歯面に接触させる萌出後の局所応用です。
- b フッ化物歯面塗布:高濃度製剤を専門職が歯面へ塗る局所応用です。
- c フッ化物配合歯磨剤:日常的な歯磨きで萌出後歯面に作用する局所応用です。
- d 水道水フロリデーション:飲用による全身摂取を伴い、歯冠形成期にも作用し得るため正しいです。
覚えるポイント
試験上は全身応用=水道水フロリデーション、局所応用=洗口・塗布・歯磨剤と区別します。