34AM058|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
情動の発達で生後6か月頃から現れるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c
正答
b:怒り、c:恐れ
この問題のポイント
乳児期の情動が、未分化な興奮から基本情動へ分化する時期を整理します。
解説
乳児の情動は出生直後の未分化な興奮から徐々に分化し、生後6か月頃には怒りや恐れなどが明確になります。この時期には見慣れない人への反応や、欲求が妨げられたときの反応が行動として現れやすくなります。愛情は対人関係の発達とともにさらに後に明確化し、得意・誇りのような自己意識的情動は自己認知や社会的評価の理解を要するため、より遅い時期に発達します。小児歯科では発達段階に応じて保護者との分離、見知らぬ環境への恐怖、説明方法を調整します。
選択肢の確認
- a 愛情:対人関係の成熟とともに発達しますが、6か月頃の代表的な新規分化としては選びません。
- b 怒り:欲求阻止などへの基本情動として6か月頃に明確になるため正しいです。
- c 恐れ:見慣れない刺激などへの反応としてこの頃に現れるため正しいです。
- d 得意:自己評価を伴う自己意識的情動で、乳児期早期より後に発達します。
覚えるポイント
情動発達は未分化な興奮→喜び・不快→怒り・恐れ→自己意識的情動という流れで捉えます。