34AM059第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

86歳の女性。特別養護老人ホームに入居している。エプロンが気になって食事に集中しない。食事動作を中断して動かない様子がミールラウンドで 観察された。患者の写真を別に示す。 疑われるのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:Lewy小体型認知症

この問題のポイント

食事中の注意・動作が時間によって大きく揺れる所見から、認知症型を鑑別します。

解説

Lewy小体型認知症では、注意や覚醒水準、認知機能の顕著な変動がみられ、ある時は食べられていても急に動作が止まるなど日内・時間内の揺れが生じます。反復する具体的な幻視、REM睡眠行動異常、パーキンソニズムも中核的特徴です。エプロンへ注意が向いて食事行動が中断する場面は、注意・認知の変動を考える手掛かりです。ミールラウンドでは一回の能力だけで判断せず、覚醒の良い時間、環境刺激、姿勢、薬剤、介助方法を継続観察して安全な摂食条件を探します。

選択肢の確認

  • a 脳血管性認知症:病変部位に応じた局在症状や段階的悪化が特徴です。
  • b 前頭側頭型認知症:脱抑制、常同行動、人格・社会性の変化が目立ちます。
  • c Lewy小体型認知症:注意・覚醒の変動や動作停止がみられ得るため正しいです。
  • d Alzheimer型認知症:近時記憶障害から徐々に進行するのが典型です。

覚えるポイント

Lewy小体型は認知変動・幻視・REM睡眠行動異常・パーキンソニズム。食事評価は良い時と悪い時の両方を見ます。

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