34AM064第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

う蝕の特徴はどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: a・d

正答

a:根面う蝕は環状に進行、d:平滑面エナメル質う蝕はエナメル象牙境を頂点とする円錐形

この問題のポイント

う蝕が生じる表面と組織構造によって、病変の広がり方が異なることを理解します。

解説

根面う蝕はセメント質・象牙質表面から始まり、歯頸部の露出根面を取り巻くように横方向へ広がりやすいため環状う蝕となることがあります。平滑面エナメル質う蝕は表面に底辺、エナメル象牙境〈DEJ〉側に頂点を向ける円錐形を示します。象牙質へ達すると象牙細管やDEJに沿って広がり方が変わります。「穿下性」は表面開口より内部病変が広い状態、「穿通性」は深部へ貫くような進行を表しますが、急性・慢性を選択肢のように単純対応させるのは適切ではありません。

選択肢の確認

  • a 根面う蝕は環状に進行する:露出歯根周囲へ横に広がりやすく、正しいです。
  • b 急性う蝕は穿下性に進行する:急性/慢性とこの形態用語を固定的に対応させる説明は不適切です。
  • c 慢性う蝕は穿通性に進行する:同様に単純な対応はできず、正しくありません。
  • d 平滑面エナメル質う蝕はDEJを頂点とした円錐形:表面を底辺とする病変形態なので正しいです。

覚えるポイント

平滑面エナメル質う蝕は表面が広い三角形、小窩裂溝う蝕は方向が逆。根面う蝕は環状化し得ます。

関連問題

34AM06334AM065
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)