34AM065|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯周組織の模式図を示す。①~④の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:①は角化上皮、c:③はコラーゲン線維に富む
この問題のポイント
歯肉、歯槽粘膜、歯根膜、上皮性付着を模式図の番号と対応させます。
解説
図の①は遊離歯肉・付着歯肉を含む歯肉側で、口腔に面する部分は咀嚼粘膜として角化上皮に覆われます。②は歯肉歯槽粘膜境より歯冠側の付着歯肉を示し、骨膜へ強く結合するため可動性ではありません。③は歯根と歯槽骨の間の歯根膜で、歯根膜線維という豊富なコラーゲン線維を含み、歯を支持して咬合力を緩衝します。④は接合上皮による上皮性付着の部位で、歯と結合組織が直接付着するという説明ではありません。各組織の境界と付着様式を区別します。
選択肢の確認
- a ①は角化上皮で覆われる:歯肉の口腔上皮は角化性で、正しいです。
- b ②は可動性粘膜:②は付着歯肉で骨膜に固定され、可動性に乏しいため誤りです。
- c ③はコラーゲン線維に富む:歯根膜には主線維群が豊富なので正しいです。
- d ④は歯と結合組織性付着している:④は接合上皮による上皮性付着を示すため誤りです。
覚えるポイント
付着歯肉=角化・非可動、歯槽粘膜=非角化・可動、歯根膜=コラーゲン線維、接合上皮=上皮性付着です。