34AM066|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
患者への口腔清掃方法の指導で改善を期待できるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c
正答
a:口臭、c:歯肉の炎症
この問題のポイント
口腔清掃で改善できるプラーク関連所見と、力学的・生理的所見を区別します。
解説
適切な口腔清掃で歯面・舌背・歯間部のバイオフィルムや食物残渣を減らすと、細菌が産生する揮発性硫黄化合物が減り、口腔由来の口臭改善が期待できます。また歯肉炎の主要原因であるプラークを除去すれば、発赤、腫脹、出血などの炎症は改善します。咬耗症は歯と歯の接触による硬組織摩耗で、清掃だけでは回復しません。メラニン色素沈着は生理的または刺激に関連する色素で、プラーク除去によって消えるものではありません。指導では原因を説明し、改善可能な目標を具体化します。
選択肢の確認
- a 口臭:舌苔や歯周病関連細菌を減らすことで改善が期待でき、正しいです。
- b 咬耗症:ブラキシズムなどの機械的摩耗で、清掃指導の直接対象ではありません。
- c 歯肉の炎症:プラーク性歯肉炎なら清掃改善で軽減するため正しいです。
- d メラニン色素沈着:生理的色素をブラッシングで除去することはできません。
覚えるポイント
口腔清掃の主標的はバイオフィルム。その減少でプラーク性歯肉炎と口腔由来口臭が改善します。