34PM020|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯周組織の断面の模式図を示す。②はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:プラーク性歯肉炎
この問題のポイント
歯周組織断面で炎症の範囲を読み、歯肉に限局する病変と付着喪失を伴う歯周炎を区別する問題です。
解説
プラーク性歯肉炎では、歯肉辺縁に停滞したバイオフィルムへの炎症反応が歯肉組織内に生じますが、接合上皮の根尖側移動や歯槽骨吸収という不可逆的付着喪失はありません。原因となるプラークを適切に除去すれば改善可能です。模式図②は炎症が歯肉へ限局し、骨支持が保たれた状態を示します。
選択肢の確認
- a 歯周膿瘍:歯周ポケット内の急性化膿性炎症で、限局性腫脹・疼痛・排膿を伴います。
- b 慢性歯周炎:付着喪失と歯槽骨吸収が認められる歯周組織破壊性疾患です。
- c プラーク性歯肉炎:骨吸収なく歯肉に炎症が限局する図②に一致します。
- d 壊死性潰瘍性歯周炎:歯間乳頭壊死、疼痛、出血に加えて歯周組織破壊を伴います。
覚えるポイント
歯肉炎と歯周炎の境界は『臨床的アタッチメントロス・歯槽骨吸収の有無』です。出血だけでは判別しません。