34AM072|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
38歳の女性。歯面の着色を主訴として来院した。妊娠高血圧の治療を行っているという。着色除去に用いる機器の写真を別に示す。 対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・c
正答
b:咬合面では90度、c:小さな円を描いて動かす
この問題のポイント
エアポリッシングのノズル角度・距離・移動法と、全身状態に応じたパウダー選択を判断します。
解説
エアポリッシングでは粉末・水・空気の噴流で着色やバイオフィルムを除去します。咬合面の小窩裂溝にはノズルを咬合平面へおおむね90度に向け、一点へ停留せず小さな円を描くよう連続移動させます。ノズルは製品指定の近い作業距離で用い、20〜50mmも離すと噴流が拡散して効率と制御性が落ちます。妊娠高血圧でナトリウム制限が考慮される患者には炭酸水素ナトリウム系を安易に選ばず、適応を確認してグリシンやエリスリトール系などを検討します。
選択肢の確認
- a 20~50mm離す:一般的な作業距離として遠過ぎ、製品指定の距離を守ります。
- b 咬合面に90度:小窩裂溝へ噴流を届かせる角度として正しいです。
- c 小さな円を描いて動かす:一点への過剰噴射を避けるため正しいです。
- d 炭酸水素ナトリウム系パウダー:ナトリウム負荷へ配慮が必要な本例では適切ではありません。
覚えるポイント
エアポリッシングは部位別角度・適正距離・連続移動・パウダーの全身的禁忌確認が要点です。