34AM090|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
87歳の女性。腰椎の骨折のため在宅療養中である。家族から「最近食事量が減り、野菜しか食べず、 体重も減ってきている。また、疲れやすいようで、 日中もベッド上で過ごすことが多い。」と相談を受けた。MNA-SFの評価は6点であった。摂食嚥下機能に問題はない。 家族への食事指導として適切なのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b:蛋白質を多く含む食品、d:少量時は高カロリー食品
この問題のポイント
MNA-SF 6点の低栄養に対し、嚥下制限のない人のエネルギー・蛋白質密度を高めます。
解説
MNA-SFは高齢者の栄養スクリーニングで、6点は低栄養に該当します。体重減少、食事量低下、活動低下があるため、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品など良質な蛋白質を毎食取り入れ、少量でも必要エネルギーを得られるよう油脂、乳製品、栄養補助食品など高カロリー食品を活用します。好みは摂取意欲のため尊重しますが、好きな物だけに限定すると栄養偏りが進みます。摂食嚥下機能に問題がないので汁物へ機械的にとろみを付ける必要はありません。医師・管理栄養士と原因評価も行います。
選択肢の確認
- a 汁物へとろみ:嚥下障害がないため不要で、飲水量を減らす可能性もあります。
- b 蛋白質を多く含む食品:筋量・組織維持に必要で正しいです。
- c 好きなものだけ:嗜好は活用しても、それだけでは栄養バランスを損ねます。
- d 少量時に高カロリー食品:少ない量でエネルギーを確保できるため正しいです。
覚えるポイント
MNA-SF 0〜7点は低栄養。少量高エネルギー・十分な蛋白質・原因評価を組み合わせます。