34AM093|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
セラミックインレーの装着に用いるのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:接着性レジンセメント
この問題のポイント
脆性材料であるセラミックインレーを歯質へ接着し、修復体を補強できる合着材を選びます。
解説
セラミックインレーは保持形態だけに頼らず、歯質と修復物を接着性レジンセメントで一体化させます。エナメル質・象牙質には適切な接着処理を、ガラスセラミックス内面にはフッ化水素酸処理やシラン処理など材料に応じた前処理を行い、微小漏洩を抑えて破折抵抗を高めます。防湿不良は接着低下の大きな原因なので、試適・隣接調整後に確実な隔離を行います。従来型のリン酸亜鉛、グラスアイオノマー、ポリカルボキシレートは合着できる補綴物もありますが、セラミックインレーの接着補強にはレジン系が適します。
選択肢の確認
- a リン酸亜鉛セメント:機械的嵌合による合着で、セラミックを歯質と接着補強しません。
- b 接着性レジンセメント:高い接着性と強度が得られるため正しいです。
- c グラスアイオノマーセメント:歯質接着性はありますが、審美的セラミックインレーの第一選択ではありません。
- d ポリカルボキシレートセメント:金属冠などの合着に用いられますが、本修復には適しません。
覚えるポイント
セラミックインレーは歯質側接着処理+材料別内面処理+レジンセメント+確実な防湿です。