34PM058|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
70歳の女性。脳血管疾患の既往があり誤嚥性肺炎を繰り返すため 経管栄養を行うこととなった。経鼻経管が留置されている写真を別に示す。 管の先端が留置されている部位はどれか。1つ選べ。

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正解: d
正答
d:胃
この問題のポイント
経鼻胃管の挿入経路と先端留置部位を問う問題です。鼻腔、咽頭、食道を通過し、先端を胃内へ置きます。
解説
経鼻経管栄養ではチューブを鼻孔から挿入し、鼻腔・上咽頭・下咽頭・食道を経て胃へ進めます。栄養剤や薬剤を投与する前に、施設手順に従って先端位置を確認します。誤って気道へ入ると重篤な誤嚥を起こすため、咳がないことだけで判断しません。長期留置では鼻腔潰瘍、逆流、誤嚥性肺炎、口腔乾燥にも注意します。
選択肢の確認
- a 鼻腔:挿入の入口・通過部位で、栄養投与用の先端位置ではありません。
- b 咽頭:気道と消化管の交差部で、ここに留置すると誤嚥・損傷の危険があります。
- c 食道:通過路であり、通常の経鼻胃管の先端はさらに先へ進めます。
- d 胃:写真の経鼻胃管先端が留置される目的部位です。
覚えるポイント
経管栄養でも口腔ケアは必要です。唾液低下、舌苔、痂皮を観察し、誤嚥を防ぐ体位と吸引を選びます。