34PM108第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

73歳の男性。歯科健康診査のため来院した。1年前に脳血管疾患を発症し、後遺症による構音障害で発音がしづらいという。歯科医師から構音訓練の 指示を受けた。 「アー」と繰り返し発音することにより強化されるのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d:軟口蓋

この問題のポイント

母音『ア』の反復発音で挙上運動を促す器官を問う問題です。発声時に軟口蓋が挙上し、鼻咽腔を閉鎖します。

解説

『アー』と発声すると、呼気を口腔へ導き共鳴を調節するため軟口蓋が挙上し、咽頭後壁へ近づきます。反復発声は鼻咽腔閉鎖運動と呼気・発声の協調を促し、開鼻声や構音の訓練に利用されます。口腔内を観察すると口蓋垂を含む軟口蓋の左右差や可動性も確認できます。無理な大声ではなく明瞭な反復を行います。

選択肢の確認

  • a 口唇:パ行・マ行など両唇音の反復が口唇運動訓練に適します。
  • b 舌後方:カ行発音などで舌背後方と軟口蓋の接触を使います。
  • c 舌前方:タ行・ラ行などが舌尖・舌前方運動に関係します。
  • d 軟口蓋:『ア』発声で挙上し鼻咽腔閉鎖へ働く正答です。

覚えるポイント

発音と器官は『パ=口唇、タ=舌前方、カ=舌後方、ア=軟口蓋挙上』と対応させます。 鏡で軟口蓋の挙上も確認します。

関連問題

34PM10734PM109
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)